越後瞽女唄と津軽三味線 瞽女唄伝承者 萱森直子 

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次の世代へつなぐ・越後瞽女唄と津軽三味線

 

ささやかではあっても 流行や華やかさとは無縁であっても 
     
   100年後まで伝えたい・・・
 
 そう訴えて 100年では短い、1000年後です。 
といわれたことがあります

ごぜ唄を未来へむけてはぐくむためのとりくみをご紹介します

 

 


 
             多くの 愛好家 に支えられて

             本当にこの芸を責任を持って伝えることのできる
          
                         「技」「心」をもった 伝承者 が育ってゆく・・・

             そんな環境をつくりたいと考えています 
 
 

 2009年1月 北村紋子さん(下に写真などアップしています) から    おはがきが届きました
2003年にお稽古をはじめました
現在 福岡から新潟へ稽古に通いながら 公演の経験をつんでいます

公演でのようすがよくわかるので抜粋ですがご紹介します
    


 
      
 たくさんのアドバイスをありがとうございました
       お手紙をお守りがわりに帯に忍ばせ行ってまいりました

       演目は 『瞽女松坂』
            『赤垣源蔵』は2段を 新津組の節回しと地蔵堂の節回しで
            さいごに 『おいとこ』  をさせていただきました
     

       お客様からは
 
       体に突き刺さるようなものすごい迫力だけど決してうるさくはなく、
                             不思議な心地よさがある

       瞽女さんのうたをきいている昔の人の気分になれた

       今まで聴いてきたほかの音楽と全然違って貴重な経験だった

       頭の中に場面を浮かべてそこに入っていける  
       映像ではなしえない面白さ  
       笑わせようとするだけの今のものとは違う昔の落語のような、深い味わい

       といった感想をいただきました

       力不足で申し訳ないという思いでいましたが「感動した」と言っていただいて
       私が感動しました

       「来てよかった」といわれて私もほんとうに行ってよかったです

       次のお稽古、楽しみにしております




ごぜうたは 
人から人へ でなければ伝えられない芸です
私もまたお稽古に来てくださる方たちと共に芸を磨いて
                      多くの方に楽しんでいただきたいと思っています



 

 

 学校での公演について
   小学校高学年から世代に応じて
            このような形でごぜうたの全体像に接してもらうことが可能です

 ご希望、おといあわせは メールフォーム(ご意見ご感想はこちらへ)のページからどうぞ
 

 

 新潟市立内野小学校5・6年生 総合学習 「瞽女唄ってなあに?」
新潟市立内野小学校5・6年生 総合学習・越後瞽女唄と津軽三味線 瞽女唄伝承者 萱森直子


「ごぜうたはごぜさんたちのもの」
瞽女ではない私がこのうたを未来へ正しく伝えるためには、このことがとてもたいせつな原点だと考えています

私なりに指導案を作ってのぞみました(以前中学校教師をしていたことがとても役立っています)

こどもたちにもマイクをむけ、楽しく言葉を交わしながらの45分間です

PTAの講演会も兼ねていたので、そのあとに保護者の方たちだけ残っていただき、さらに45分たっぷりと聞いていただきました

 

 
今までごぜうたを知っていた子はひとりもおらず、100パーセントはじめて!の出会いでした

話はわかりやすく、またあきないように演目、構成も工夫しますが、子供相手だからといって こども用に作り変えたり わかりやすい文句にいいかえることはしません

てかげんなしの「本物」にふれて、その世界を五感でうけとることがこどもたちにはできるのです

こどもたちに書いてもらった感想の一部をご紹介します こどもってすごいな・・と思わされます

新潟市立内野小学校5・6年生 総合学習・越後瞽女唄と津軽三味線 瞽女唄伝承者 萱森直子

 

 
おどろいた。唄が生きているみたいだった

イメージとは違う唄だった とてもきれいで、なんか不思議な唄だと思いました

目の見えない人がうたう唄ということをはじめて知りました お話のようになっていておもしろいなと思いました しかも、これを目が見えない人が演奏するなんて、すごいなとおもいました

テンポ、歌、音がほうふでかんどうしました

ごぜうたをきくと気持ちよかったりおどろいたり・・・日本中のひとに知ってもらいたいです 世界中の人に知ってもらいたいです

演歌っぽくて暗いイメージがあったけどおもしろいうたや三味線の音に心なごやかになりました 聴いてよかったなあと思いました

迫力があって、つかれないのかなあ、と思いました

ぼくは「金のなる木のうた」がとてもよかったです

一口文句でうたったのがたのしかった ごぜうたはひとつひとつ言葉を言っているように聞こえました

きいてみると分かりやすかったです でも、だんだん、長い歴史があったんだなあとおもいました

声が独特で、わたしだったら息が切れるなあと思いました 難しい言葉が出てきたけど、よくきくとほんとに場面がだんだんうかんできました


こんどおばあちゃんとききたい




 

 

瞽女唄を うたい きいていただく・・・それができる人も育っています
北村さん・越後瞽女唄と津軽三味線 瞽女唄伝承者 萱森直子


北村さんです
すでに段もの(祭文松坂)20数段、その他のものも20数曲を覚えています でも覚えただけでは「芸」にはなりません 私も同じです

少しずつ、お稽古場以外で人に聞いていただく経験を重ねています 

この日(2007.10月18日)で5度目(段ものを一人で唄ったのは3度目)でした

ごぜうたは、発声法や呼吸法あるいは口のあけ方など理屈でいじらず、唄う人の地の声や感性をそのまま旋律にも唄い方にも生かしてゆくので、彼女らしさが出て、本当に素敵でした

「下手なのにきいてくださってありがとうございました」といっていましたが、聞き手の皆さんはとても喜んでくださいました

 

 
 

現在、ほかに3人の方がお稽古に通ってきてくださっています

自分もやってみたいと思う方は、気軽に声をかけてください
                    電話は 025−261−5689です(非通知不可)


古くから伝わる伝統芸能。
なくなってしまいそうな希少な文化財。

そんな風に考えて「伝承しなければ!」などと気負いこむ必要はありません

ただ この芸が「好き」であること・・・それだけが絶対必要な条件です

きく。知る。なじむ。くちずさむ。覚える。唄う。

こうした多くの「愛好家」がいてくださる中で、自然に 本当に責任を持ってこの芸を未来へと伝えてくださる方たち、伝承者と呼ばれるにふさわしい技量と精神力を持つ方たちが育つのだ・・・・私はそう考えています


 

 

 2007年度 愛慈保育園(新潟市) きりん組
 愛慈保育園(新潟市) きりん組・越後瞽女唄と津軽三味線 瞽女唄伝承者 萱森直子



年長さん(きりん組)と一緒にうたうようになってもう10年以上になります

古くからこの土地で親しまれてきた「言葉」や「音」の響きに日常的に包まれて育つ、ということが とても大切なことなのだと考えています

今各地で 方言、お国言葉が見直されてきていますね
唄も同じ。 風景や食べ物も同じですよね

みんな驚くほどの速さで難しい文句(言葉)を覚えます
子供たちと萱森でかけあいをしながら進める唄ですが、今年の子供たちは萱森のパートまでほとんど覚えてしまいました

左の写真はお稽古のとき。好奇心いっぱいで三味線のまわりにワッと集まってしまいます

下の写真はお隣の特別養護老人ホームで聴いていただいた日のひとこまです

 

 
 

お稽古の様子・越後瞽女唄と津軽三味線 瞽女唄伝承者 萱森直子お稽古の様子・越後瞽女唄と津軽三味線 瞽女唄伝承者 萱森直子


お稽古の様子などがNHK「新日本紀行ふたたび」の取材をうけました

2008年2月23日放送され大きな反響をよびました

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